ティーボールの普及を目指す日本ティーボール協会・吉村正の情熱とは

毎週日曜日、TBSラジオで放送されている『嶌信彦人生百景「志の人たち」』において、特別ゲストとして登場するのは、NPO法人日本ティーボール協会の理事長であり、早稲田大学名誉教授の吉村正さんです。彼は、国内外で人気を博しているティーボールの生みの親として、その信念を語ります。

第一夜の焦点：ティーボールの教育的価値

12月29日の日曜日には、吉村さんがティーボールについてお話しします。ティーボールは、野球やソフトボールといった既存のスポーツと異なり、すべての選手が『打つ』『走る』『捕る』『投げる』を体験できる点が大きな特徴です。これにより、特に教育現場での利用が期待されています。吉村さんは、このスポーツがいかにして楽しめるものとして成長してきたのかを明かし、従来のスポーツにあまり馴染みのない若い世代にも親しまれるための道のりについて語ります。彼の熱意には、ティーボールの持つ教育的使命と楽しさを広める重要性が込められています。

第二夜の焦点：すべての人が楽しめるスポーツとしてのティーボール

続く1月3日には、吉村さんがティーボールが持つユニバーサルな魅力について探求します。彼は、ボールが投げられない幼い子供や、高齢者、さらには障害を持つ方々も楽しめるスポーツとしてのティーボールの重要性を強調します。彼の信念は、ティーボールを“いつでも、どこでも、誰でもやれる”スポーツとして普及させること。これは、すべての人がスポーツを楽しむことができる社会を目指す吉村さんの思いから来ているのです。

吉村正が語る未来へのビジョン

吉村さんは、日本式ティーボールの普及に向けて、自ら協会を設立し、世界へとその草の根を広げていきたいと語ります。彼の目指すところは、競技としてだけでなく、地域社会に根ざした活動を通じ、スポーツの素晴らしさを伝えることです。スポーツにおける人と人とのつながり、ユニバーサルなコミュニケーションの場としてのティーボールの可能性が、彼の情熱に満ちた語りの中から感じ取れます。