発掘された映画たち
2026-03-06 18:41:44

国立映画アーカイブ上映企画「発掘された映画たち2026」名作を再評価する新たな機会

国立映画アーカイブが贈る「発掘された映画たち2026」



2026年4月7日から5月10日まで、国立映画アーカイブにて「発掘された映画たち2026」が開催されます。これは、日本映画の名作や再評価が待たれる作品の中から、特に発掘・復元された39作品(28プログラム)が上映される特別企画です。これまでの集大成とも言えるこのイベントは、株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービスとの共同開催で、映画史における貴重な瞬間を再体験する機会を提供します。

映画の魅力を再発見する



本イベントでは、名作のみならず、あまり知られていない隠れた秀作にもスポットライトが当てられます。たとえば、戦前の公開版『暖流』は、169分の16mmプリントから復元されたもので、オリジナルの長さで観る機会がなかった映画ファンには耳寄りな内容です。また、名匠・辻吉郎の代表作『沓掛時次郎』や、戦後に名を馳せた石田民三、白井戦太郎の作品も上映され、これまでの評価が見直されることが期待されます。

さらに、特に注目したいのは小津安二郎の『父ありき』です。これは87分版の原版をデジタル化し、最長版の92分版を復元したもので、2023年式のヴェネチア国際映画祭でも話題を呼びました。歴史的背景を持つこれらの作品は、フィルム修復技術とデジタル技術が融合した結果、生まれた新たな価値を観客に提供します。

ユニークな映画体験



会期中には、専門家による解説や弁士、伴奏付きの上映会も行われる予定です。これにより、映画の背景や製作過程について新たな理解を深めることができ、ただ映画を観るだけでは終わらない、豊かな体験が待っています。

上映作品には、1970年代の実験的な作品や独立制作の映画も含まれており、多様なジャンル・スタイルの中から映像文化の広がりを感じ取れることが魅力です。特に、北村皆雄の『白い影への対話』や谷口千吉の『アサンテサーナ―わが愛しのタンザニア―』など、通常の上映ではなかなか観られない作品が揃っています。

開催概要



この特集は国立映画アーカイブ、株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービスの主催によるもので、参加者には様々な割引が用意されています。チケットは一般1300円、高校・大学生・65歳以上1100円、小・中学生900円となっています。特に障害者の方には800円で参加いただけるキャンパスメンバーズ制度もあります。

詳しい情報は公式ホームページ(ここをクリック)をご覧ください。

映画には歴史があり、それが観客に新たな体験を提供する原動力となっています。ぜひこの機会を利用して、日本映画の奥深い世界に触れてみてください。


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