神楽坂秋舞踊
2025-11-10 16:34:28

神楽坂の芸者たちが魅せる秋の舞踊公演「水穂会」の魅力

秋の舞踊公演「水穂会」開催間近



東京・神楽坂にて、年に一度の芸者たちによる舞踊公演「第3回水穂会」が近づいてきました。このイベントは、神楽坂の芸者衆が日々の稽古で磨き上げた技を披露する、貴重な機会です。もともとは「舞踊勉強会 花みずか会」が起源であり、神楽坂の花柳界で受け継がれている伝統芸能を後世に伝えることを目的としています。

芸者の舞台 - 芸能の粋を体感



この舞踊公演では、長唄や清元、義太夫の伴奏による美しい踊りが楽しめます。特に、今年は多彩な演目を用意し、入場者を飽きさせない構成となっています。各演目では、しなやかな動きと所作の一つ一つに、代々受け継がれてきた芸者たちの伝統が息づき、観客に深い感銘を与えることでしょう。

素囃子では、普段は目にすることのできない締太鼓や大鼓、小鼓、笛といった楽器の演奏もあり、芸者たちの踊りとのハーモニーが生まれます。舞台上での動きや目線、間合いの取り方は、長い歴史の中で磨かれてきたもの。そうした一連のパフォーマンスは、観る人々に神楽坂の文化の魅力を強く印象づけます。

異なる魅力の演目



今年の公演は、11月14日(金)と15日(土)の2日間にわたって開催されます。それぞれに異なる演目が用意されており、観客は異なる趣や色合いを楽しむことができます。14日のプログラムには「寿獅子」や「羽根の禿」をはじめとした演目があり、15日には「かぐら三番叟」や「四君子」が演じられます。舞踊はもちろんのこと、各日の締めくくりには「神楽ざかり」のフィナーレがあります。

芸者たちの華やかな舞台



今回の公演には、神楽坂の若手芸者たちが揃い、華やかな舞台を演出します。出演者には小夏、福子、櫻子、史帆、㐂よ乃、はる菜、小陽、ひな乃、和香、あや乃、杏香といった名のある芸者たちが参加し、それぞれが持つ美しさと才能を披露します。

公演に向けては、堅田喜三代や花柳輔瑞佳といった指導者のもと、入念な稽古が行われてきました。監修を務める花柳輔太朗のもと、より高い芸に昇華された舞台を期待することができます。

開催概要とチケット情報



公演は、令和7年11月14日(金)と翌15日(土)の15時開場、15時30分開演で行われます。会場は四谷区民ホールで、アクセスも便利です。入場料は1階席が4,000円(指定)、2階席が2,000円(自由)となっています。

チケットは前売券の販売が終了しており、当日券のみの販売となっておりますのでご注意ください。

気になる方はぜひ、神楽坂の美しい街並みとともに、芸者たちの舞に触れる機会をお見逃しなく。

お問い合わせ先



イベントに関する詳細は、東京神楽坂組合まで。電話での問い合わせは03-3260-3290まで、メールは[email protected]までお寄せください。

神楽坂の文化を感じさせるこの機会を、ぜひ楽しみにしていてください。


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