ボウイの『LAZARUS』
2025-05-16 15:19:16

デヴィッド・ボウイの革新を感じるミュージカル『LAZARUS』日本初演迫る!

ミュージカル『LAZARUS』日本初演迫る!



デヴィッド・ボウイ、偉大なるロックスター、アーティスト、そして革新者。彼の最新作であり遺作でもあるミュージカル『LAZARUS』が、ついに日本初演を迎えます。この記念すべき公演は、5月31日から6月14日まで神奈川県のKAAT神奈川芸術劇場で行われます。

ミュージカルの背後にある物語


『LAZARUS』は、ボウイとエンダ・ウォルシュが共同で脚本を手掛けた作品で、1976年に公開された映画『地球に落ちて来た男』にインスパイアされた内容です。物語は、故郷に帰ることも死ぬこともできない酒浸りの宇宙人、トーマス・ニュートンの苦悩と再生の過程を描いています。彼が出会う謎の少女との運命の道筋が展開され、魂の解放がどのように描かれるのかが見どころとなります。

日本版の演出は、ウォルシュ作品に詳しい白井晃が担当。主演には、ボウイに憧れロックスターへの道を選んだ松岡充がニュートン役を、豊原江理佳が少女役を演じます。劇中ではボウイが新たに書き下ろした楽曲に加え、彼の代表作も使用され、全17曲が印象的に展開されます。

楽曲鑑賞会で音楽の深淵に触れる


公演に先駆けて開かれた「デヴィッド・ボウイ『楽曲鑑賞会』スーパー・オーディオ・ライブ」では、50名の参加者が音楽評論家の立川直樹氏の解説と共に、特注のオーディオシステムでボウイの楽曲を堪能しました。立川氏は、『Lazarus』を音楽劇としての魅力を強調し、「今日の体験を通して、ボウイの偉大さを感じてもらいたい」と語りました。

イベントでは、ボウイの楽曲のルーツや創作の背景にも触れられ、特に「Lazarus」の誕生秘話や、彼の代表作『スペイス・オディティ』、『ジギー・スターダスト』が紹介されました。音楽に込められたボウイの熱い情熱が参加者に強く伝わり、今後の公演への期待が高まります。

日本初演への期待


公演までの残り日数が少なくなり、多くのファンがその時を心待ちにしています。立川氏は、作品の独特な魅力やボウイのメッセージが生きることに期待を寄せ、「英語の歌詞に日本語の字幕があるため、観客は物語を深く理解できる」と述べました。

公演情報は既に発表されており、横浜公演が5月31日から6月14日までの間、KAAT神奈川芸術劇場で行われ、チケットは好評発売中です。また、大阪公演も6月28日、29日にフェスティバルホールで予定されています。

まとめ


デヴィッド・ボウイの音楽とアートが融合した『LAZARUS』は、多くの人々の心に訴えかける体験となることは間違いありません。ぜひ会場で、ボウイが描いた壮大な物語の世界に浸ってみてください。詳しい公演情報やチケット情報は公式サイトをご覧ください。


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