HYBEが手掛けたオリジナルウェブトゥーン『黒の月: 月の祭壇』が、7月10日に再生回数2億回を達成しました。この作品は、アメリカやスペイン語圏をはじめとする多くの国で高い人気を誇っており、特にドイツやスペインでは長期間にわたってトップ10に名を連ねてきました。
『黒の月: 月の祭壇』の連載は2022年1月から始まり、世界中のファンに愛されてきました。現在、英語、日本語、スペイン語などを含む10カ国語に翻訳されており、NAVERのプラットフォーム内でも日曜ウェブトゥーンランキングで優秀な成績を収めています。特にドイツでは32週連続、スペイン語圏でも10週連続で1位を獲得した実績があります。また、北米でも26週連続でのTop 10入りを果たしています。各国での支持は、そのストーリーがどれだけグローバルな魅力を持っているかを示しています。
物語は、7人のヴァンパイアの少年たちと一人の少女の出会いを描いたアーバンファンタジー・ロマンスで、ENHYPENとの密接なコラボレーションが特徴です。彼らの音楽やミュージックビデオには本作の設定が反映されており、アルバムやプロモーションにもストーリー要素が組み込まれています。たとえば、デビューアルバムの「Given-Taken」では、ヴァンパイアをテーマにした要素が盛り込まれ、後のアルバムでもその傾向が見られます。
さらに、ウェブトゥーンの人気はそのストーリー性だけでなく、アーティストとのコラボレーションによる魅力的なコンテンツの数々にも支えられています。ENHYPENが歌う「One In A Billion」や「CRIMINAL LOVE」などのオリジナルサウンドトラックも、故郷の物語をより深く体験する手助けをしています。
HYBEは、IPを次のレベルへと展開するための新たな取り組みも行っています。2023年にはロッテワールドとのコラボレーションを予定しており、ファンが「DARK MOON」の世界をテーマパークで体験できる機会が提供されます。また、SPAOとのファッションコラボレーションも期待されています。さらに、低糖アイスクリームブランド『ララスウィート』とのコラボでアイスクリームケーキの販売も控えています。
HYBEはこの重要な節目について、「ファンの皆様の愛によって『黒の月: 月の祭壇』が2億ビューを超えることができました。これからもジャンルを超えたストーリー体験を提供し続けます」と述べています。また、8月31日に新たに公開される第4章『サッドハッピーニューイヤー』についても多くの関心を寄せてほしいと語りました。
このように、『黒の月: 月の祭壇』はストーリーとアーティストのコラボによる新たなエンターテインメントの可能性を感じさせる作品となっています。