ビックジャパン設立
2025-05-02 15:36:05

韓国エンターテックBIGCが日本で“ビックジャパン”を発足しK-POPを進化させる!

韓国エンターテックBIGCが日本に進出!「ビックジャパン」設立



韓国のエンターテックスタートアップBIGCがこのほど、日本における活動を本格的に始めることを発表しました。新たに設立された「ビックジャパン株式会社」は、K-POPの公演だけでなく、J-POPアーティストのIP基盤事業にも力を入れるとしています。これにより、BIGCはグローバルエンターテインメントのコンサート市場をターゲットにした新たなビジネス展開を目指します。

K-POPの成功体験を活かした戦略



BIGCは、グローバルエンターテインメント業界におけるオールインワンデジタルベニューモデルを導入しており、チケット予約やAIライブ、ファンインタラクション、OTTサービス等を統合したプラットフォームを提供しています。これまでに、チェン・ベクシやテミン、INFINITEなど、100を超えるアーティストの公演を成功させてきた実績があります。昨年からはK-ドラマのファンミーティングやストリーミングコンサートの開催も行い、対象を大衆文化全般に広げています。

新設のビックジャパンでは、K-POPの経験を基にしたオールインワン デジタルベニューを日本市場に適応させる計画です。特に、リアルタイムストリーミングやファンダムコマースなど、従来の公演とは異なる新しい形態の収益モデルを推進する考えです。

日本市場への全方位的なアプローチ



ビックジャパンは、日本市場においてコンサート、ファンミーティング、放送コンテンツ、ファンダムプラットフォームなど、様々な事業を展開する予定です。東京や大阪を中心に大型のコンサートを企画し、BIGCプラットフォームを通じたオンライン連携も視野に入れています。さらに、日本の放送局との共同企画や授賞式のIP制作、日本のアーティスト向けのファンクラブの運営も計画しています。

BIGCは、「BIGC PASS」を介して、チケットやデジタルライブ、マーチャンダイジングを一体化したプレミアムモデルを作り出すことで、アーティストとファンの関係をより深く結びつけることを目指しています。

グローバル公演市場のデジタル改革



BIGCは、日本の約4.5兆円規模の公演市場での「デジタルシフト」に注力しています。K-POPで培った技術力と収益モデルを駆使し、日本のアーティストがグローバルに進出するための支援を行うとしています。オフライン中心のファンクラブや公演に対してもデジタル収益化モデルを提供し、それぞれのアーティストのファン層を拡大する計画です。

代表取締役の金基一氏は「日本市場におけるBIGCのオールインワン デジタルベニューを通じて、K-POPを超えた新しい価値を提供していく」と強調しており、今後の活動に対する期待が高まっています。BIGCの進出が日本の音楽シーンにどのような変化をもたらすのか、注目が集まります。


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