小畑多丘の個展
2025-11-11 12:37:34

小畑多丘の個展『MYMOVE-彫刻の逆のドローイング』が開催決定

小畑多丘の新作展覧会『MYMOVE-彫刻の逆のドローイング』が始まります



2025年11月15日(土)から2026年1月25日(日)まで、アニエスベー ギャラリー ブティックにて小畑多丘の個展『MYMOVE-彫刻の逆のドローイング』が開催されます。東京都港区南青山に位置するこのギャラリーは、美術愛好家やアートに関心のある方々にとって、魅力的な空間として知られています。

展覧会の概要


今回の個展では、小畑の代表作である「B-BOY」シリーズを通じて、ブレイクダンスの躍動感を彫刻表現に昇華させた作品群が展示されます。彼は2011年以降、ドローイングを通じて彫刻の逆の視点を探求し、異なる表現領域を展開しています。小畑は彫刻のためのスケッチや塗料の量を意識し、動く行為そのものを彫刻的要素として捉えることで、従来の彫刻の概念を広げています。

本展は、ギャラリーの空間特有の構造を活用し、ドローイング作品を中心に構成されています。彼の彫刻的思考が空間全体に展開され、訪れる人々に新たな感覚を与えることでしょう。

アーティストの視点


小畑多丘は、ブレイクダンスを出発点にし、そのフリーズという動作を木彫として具現化してきました。彼にとってスケッチは単なる設計図ではなく、思考の転写とも言える重要な行為です。自身の体験を基に、ドローイングは抽象的でありながら、具象の立体感を加えることができる表現方法として位置づけられています。これにより、観客は彼の作品を通じて、人間の動きやその勢いを感じ取ることができると言います。

彼の作品は、完成を急がず、時間をかけて重力に拘束されない平面として描かれることから、視覚的な動きの連続性を体現しています。動きの反復を通じて理想の形を追求し、鑑賞者の心に“なんかいいね”という感覚を残すことが彼の目指すところです。

小畑多丘の経歴


埼玉県出身の小畑多丘は、2006年に東京藝術大学の美術学部彫刻学科を卒業し、08年には同大学大学院の美術研究科で修士課程を修了しました。彼は自身もB-BOYとして活動し、1999年にはヒップホップチーム「UNITYSELECTIONS」を結成。木彫やドローイングを駆使して、人体と衣服の関係性や、B-BOYの躍動感を探求し、迫力のある作品を生み出してきました。

展覧会の詳細


展覧会は毎週木曜日から日曜日まで12:00から19:00まで開催され、冬季休廊は2025年12月27日から2026年1月5日まで設けられています。特に、11月24日と1月12日を除く月曜日は休廊日です。大切な冬のひとときを、小畑の新しい作品との出会いに使ってみてはいかがでしょうか。

さらに、アニエスベーの「アーティスト T シャツ」にも小畑のドローイング作品が採用され、Tシャツとして新たな形で楽しむことができます。このTシャツはアニエスベー各店舗やオンラインでの購入が可能です。

まとめ


小畑多丘の個展は、その独自の視点で彫刻とドローイングを融合させ、新たなアートの形を提示しています。ぜひ皆さまもこの機会に作品に触れ、彼のアートの魅力を感じてみてください。


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