ストア哲学をストーリーで解説した新刊『幸福な人生に夢はいらない』を紹介

新刊『幸せな人生に「夢」なんていらない』の紹介

実践哲学「ストア哲学」が今、シリコンバレーをはじめとして世界中で大きな注目を集めています。この考え方のエッセンスを、ストーリー形式で描いた新刊『幸せな人生に「夢」なんていらない』が、2025年4月9日よりフォレスト出版から発売されることが決まりました。著者の浅桜新は、アニメプロデューサーとしても知られ、ストア哲学の研究にも情熱を注いでいます。

幸せの見方を伝えるストーリー

本書では、サウナを舞台にしたストーリーが展開されます。主人公の青年は、夢に向かって努力しているものの、結果を出せずに悩んでいます。そんな彼がサウナで出会った不思議な男との会話が、彼の思考を大きく変えていくのです。その男は、夢を持つことの意味について疑問を投げかけ、青年に「幸せの見方」を教えていきます。

ストア哲学とは？

ストア哲学は2000年以上前に誕生したギリシャの哲学で、困難な状況でも心を保つための智慧を提供します。現代では自己啓発関連書籍の根底にあるとも言われ、実践哲学として多くの人に取り入れられています。例えば、近年のベストセラー『限りある時間の使い方』や『STOIC 人生の教科書ストイシズム』の基盤にも、このストア哲学が潜んでいます。

難解な哲学を分かりやすく

ストア哲学は、特にその概念が難解で理解するのが大変だという声が多いですが、本書ではそのエッセンスをストーリー形式で易しく解説しています。具体的には、「夢の正体」や「今を使いこなす方法」、「目標は必要だが夢はいらない」というテーマが取り上げられ、これらの内容が青年と不思議な男の対話を通じて提示されます。

重要なヒントが詰まった一冊

本書は、現代社会に生きる私たちにとって、生活を幸せにするための「生きる」ヒントを満載しています。「夢」を持つことの重要性を再認識させつつも、そこに固執する必要がないことを教えてくれる内容となっています。「夢なしで目標をつくる方法」や「人生における危険の値打ち」という視点は、今後の人生をより良いものにするための重要な道しるべとなるでしょう。