昭和の名曲で日本を巡る旅
BS日テレで9月10日(水)午後9時から放送される音楽番組『そのとき、歌は流れた 時代を彩った昭和名曲』が、特別企画として「昭和の名曲で日本縦断の旅」をお届けします。番組のMCには太川陽介さんと吉川美代子さんが名を連ね、観る者を見事な音楽の旅へと誘います。
昭和の時代に多くの人々に親しまれ、歌声が街中に響き渡っていた名曲の数々。恋愛や人生への応援歌、懐かしさを感じさせるメロディーは、当時の社会情勢を映す鏡でもあり、世代を超えて愛され続けています。
番組の見どころ
今回の放送では、1951年の「あざみの歌」から1981年の「なぜか埼玉」まで、昭和の名曲を地域ごとに紹介します。それぞれの楽曲に秘められた時代背景や、多くの人に愛される理由を一つ一つ深堀りしながら、視聴者と共に昭和の音楽の魅力を再発見します。
特に注目すべきは、北海道から九州までの名曲です。首都圏や地方に関連する珠玉の音楽が次々に紹介され、リスナーは音楽を通じて日本各地を巡るような感覚を体験できます。例えば、北海道の「北国の二人」(1967年)や、青森の「帰ってこいよ」(1980年)、埼玉では「なぜか埼玉」(1981年)といった楽曲が、地元のアーティストによる熱いパフォーマンスで蘇ります。
さらに、各楽曲にはそれぞれの地域当時の文化や社会的背景が絡んでおり、視聴者は歌を通してその土地の人々の生活や心情も垣間見ることができます。音楽が織りなすストーリーに、心を奪われることでしょう。
特別なエピソード
このプログラムでは、ただ名曲を流すだけでなく、各曲の背後にあるエピソードも掘り下げ、新たな発見を提供します。例えば、神奈川の「かもめが翔んだ日」(1978年)では、水越里歌が当時の情景を描いた話や、長野の「あざみの歌」(1951年)にまつわる人々の思いなど、これまでに触れられることのなかった小話も多数登場します。
歌によって生まれた思い出や、地域に根付いた文化が色とりどりに描かれることで、視聴者は思わず自分の過去を振り返りたくなるような、心温まるひと時が約束されるでしょう。
放送情報
- - 番組名:そのとき、歌は流れた ~時代を彩った昭和名曲~
- - 放送日時:2025年9月10日(水)午後9時~午後9時54分
- - 放送局:BS日テレ
- - MC:太川陽介、吉川美代子
- - 解説:富澤一誠
この特別な音楽番組は、昭和の名曲が持つ力を改めて感じさせてくれる貴重な機会となるでしょう。そして、翌日9月11日(木)には「歌謡プレミアムセレクション ~追悼・橋幸夫~」が放送され、最後の出演となった2024年7月回を振り返るアンコールプログラムが予定されています。往年の名曲を熱唱するその姿とともに、感動のひとときを過ごすのも楽しみの一つです。