シンガーソングライターLeinaが映画『Veil』で新たな挑戦
シンガーソングライターのLeinaが、待望の映画主題歌「veil」を担当しました。初めての映画主題歌ということで、Leinaは「夢でもあった」と感じたこの経験を「初恋のような作品になりました」と語っています。映画『Veil』の初日舞台挨拶は、立命館アジア太平洋大学で行われ、監督の萩原健太郎、主演の夏生大湖、毎熊克哉らが登壇して公開の喜びを分かち合いました。
映画『Veil』のコンセプト
今作は大分県別府市を舞台にした短編映画制作プロジェクトの第6作品目で、日本特有の文化や相手を理解する難しさをテーマにしています。萩原監督は「Veil」というタイトルに込めた意図について、他者を理解するためには想像力が必要だと話しました。また、マイクロアグレッションをテーマにした理由は、文化や背景の違いに対する無理解が加害者を生む可能性を示唆しています。
舞台挨拶の様子
舞台挨拶では、主演の夏生大湖さんが自身の大分県出身であることを明かし、「大分で撮影ができることが本当に嬉しい」と笑顔を見せました。毎熊克哉さんも、過去の映画祭で別府を訪れた縁を振り返りながら、自分なりに役に対する思いを表現しました。
本作の主題歌を担当したLeinaがサプライズで登場し、圧巻のパフォーマンスを披露。観客は彼女の歌声に魅了され、監督も「自分がファンだったLeinaさんに書き下ろしを書いていただき、本当に嬉しいです!」と感動を隠せない様子でした。
映画のストーリー
『Veil』は、立命館アジア太平洋大学の生徒コータの恋の行く末を描いています。失恋を抱えたコータは、同じく恋の悩みを持つ者たちが集う「BROKENHEARTCLUB」を訪れ、そこで多様なキャラクターと出会うことで成長していきます。特に、ヒジャブを巻いた留学生プトゥリとの交流を通じて、異文化理解の重要性や、恋愛の難しさを描写しています。
作品の魅力
映画は、国内外から高い評価を受ける萩原健太郎監督によって制作され、多くのAPUの学生がエキストラとして参加しています。そのため、リアルな大学生活が描かれ、観客は共感を覚えることでしょう。Leinaの主題歌が作品の世界観を一層深め、感動的な体験を提供しています。
Leinaの今後の活動
Leinaは、自身の音楽だけではなくアートワークや映像作品にも力を入れており、現在急成長を遂げているアーティストです。「どうでもいい話がしたい」や「うたたね」が話題を集め、ティーン層を中心に人気を拡大中です。2024年には韓国でのワンマンライブをソールドアウトにし、世界中での活躍が期待されています。最新リリース「medicine」も要注目です。詳細は公式サイトで確認できます。
映画『Veil』は、文化の違いや恋愛の難しさを描いた心温まる作品です。ぜひご覧ください。