エコデニムが登場
2025-06-02 14:00:22

カリモク家具とファクトリエが手がける、PFASフリーのエコデニム登場

進化する環境配慮型素材



カリモク家具とファクトリエが協力し、日本初となるPFASフリーの特許撥水加工「NEWEVER加工」を施したリサイクルポリエステルデニム生地を発表しました。これは、環境配慮型の素材として、今後のファッションにおける一つの大きなトレンドとなるでしょう。

PFASフリーという新たな挑戦



従来、撥水性を高めるために多くの製品に用いられていたPFAS(有機フッ素化合物)は、その長期的な環境への影響が問題視されています。特にC6などの化学物質は、自然界に残り続け、人や動植物への影響が懸念されています。しかし、国内の環境規制が厳しくなる中で、ファクトリエは“PFASフリー”という新たな道を選びました。

開発に1年を要した「NEWEVER加工」は、PFASを一切使用せずに高撥水性を実現。この革新は、エコフレンドリーな素材の需要が高まる中、拍手をもって迎えられています。

環境を第一に考えた素材選び



今回のリサイクルポリエステルデニムは、廃棄予定の生地を利用しており、製造過程でも水をほとんど使用しないため、環境負荷を大幅に軽減しています。地元広島にある篠原テキスタイルで織られたこのデニムは、サステナビリティに配慮した新しいファッションの形を象徴しています。

カリモク家具との取り組み



カリモク家具は、未利用木材を活用して製作された家具を手がけており、ファクトリエの理念と強く共鳴しています。両者は共同で、虫食いナラ材を使用した「アップサイクル木製スツール」を開発し、価値を高める商品作りにも取り組んでいます。このスツールに用いたリサイクルポリエステルデニムは、カリモク家での展示会イベントにおいても重要な役割を果たすのです。

2025年6月に東京ビッグサイトで展示



特に注目されるのは、2025年6月3日から6月5日まで東京ビッグサイトで開催される「オルガテック東京2025」内、カリモク家具のブースで行われる展示です。ここでは、「Polar Lounge Chair L」が特別モデルとして披露される予定で、リサイクルポリエステルデニムを使用した美しいデザインを堪能できます。

この展示を通じて、ファクトリエとカリモク家具は、環境に優しい素材の魅力をより多くの人に伝えていくでしょう。

まとめ



ファクトリエは、メイドインジャパンのファッションブランドとして、アパレル業界の環境問題に取り組んできました。これからも持続可能な商品作りを基盤とし、高品質で消費者に語れるようなアウトプットを追求し続けるでしょう。同社の展開は、ますます注目を集めています。環境とデザインが調和した未来をぜひ楽しみにしていてください。


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