東京アカデミー合唱団が贈る特別な夜
2025年11月1日、東京アカデミー合唱団は『第70回定期演奏会』を東京オペラシティ コンサートホールで開催します。この公演では、矢崎彦太郎の指揮のもと、ブラームスの『ドイツ・レクイエム』が演奏される予定です。この演奏会は、秋山和慶の急逝以来、合唱団にとっての新たなスタートを象徴しています。
記念すべき第70回の意義
東京アカデミー合唱団は、2024年に創立60周年を迎えました。昨年のメモリアル演奏会は、秋山和慶の指揮のもとで行う予定だった『バッハ:マタイ受難曲』が、彼の急逝によって実現できない悲しい現実を迎えました。2月24日の演奏会では、出演者たちが秋山の思いを込めて演奏し、多くの感動を呼び起こしました。今回の第70回の演奏会は、その追悼の気持ちを胸に、新たな音楽プロジェクトのスタートを意味しています。
初の指揮者、矢崎彦太郎への期待
今回の演奏会では、フランスを拠点に活躍する矢崎彦太郎が初めて東京アカデミー合唱団を指揮します。彼の音楽にはヨーロッパの風が漂い、合唱団の伝統と融合することで新たな息吹が加わることが期待されています。矢崎は、数多くの名門オーケストラの指揮を務めており、その経験は合唱団にも新たな可能性をもたらすでしょう。
出演者と管弦楽団の顔ぶれ
演奏会には、ソプラノの中江早希とバリトンの青山貴も出演します。また、管弦楽には東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団が加わり、合唱の美しさをさらに引き立てます。合唱指揮は長田雅人が担当し、彼が育んできた合唱団の技術が見ものです。
チケット情報
チケットは既に販売中で、価格はS券が6,000円、A券5,000円、B券4,000円、C券3,000円となっています。全席指定のため、早めに購入をお勧めいたします。詳細な案内は公式サイトやカンフェティにて確認可能です。
合唱団の歴史
東京アカデミー合唱団は、1964年に創立され、オーケストラ付きの名曲を演奏することを使命としたアマチュア合唱団です。現在では150人前後の団員が在籍し、音楽の専門家から初心者まで多様なメンバーがいます。これまでの活動の中で、国内外で数多くの演奏を重ね、合唱音楽の普及に貢献してきました。
総まとめ
『第70回定期演奏会』は、秋山の遺志を受け継ぎ、さらなる音楽の高みを目指す東京アカデミー合唱団にとって特別な機会です。音楽の力で人々を結びつけるこのイベントにぜひご参加ください。詳細やチケットの情報は
公式ホームページをご覧ください。