短編映画『ボトルジョージ』の栄冠
アニメーション界で注目を集めるコマ撮り短編映画「ボトルジョージ」が、2025年にアメリカ・ユタ州で開催されたデザートスケープ国際映画祭にて、最優秀アニメーション短編映画賞を受賞しました。制作を手掛けたのは、株式会社CHIMNEY TOWNであり、キングコングの西野亮廣氏が製作総指揮を担当しています。この受賞は、同映画祭が創設以来選りすぐりの作品を取り上げる中での成果であり、業界内外での評価の向上を示しています。
デザートスケープ国際映画祭とは?
デザートスケープ国際映画祭は2019年に設立され、世界中からの短編や長編作品、アニメーション、学生作品、ミュージックビデオなど多彩なジャンルの作品を上映している映画祭です。「映画を観に来て、景色を味わって帰る」というスローガンのもと、オスカー候補作品も数多く輩出し、年々その評価が高まっています。
西野亮廣のコメント
受賞にあたり、西野亮廣氏は、「本作『ボトルジョージ』に関わった全ての方々、熱心に応援してくれたファン、そして映画祭のスタッフに感謝致します。」と語り、また自身が抱える危機感についても言及しました。国内外でのエンターテインメント活動において、日本国内では十分には評価されていない現状を率直に述べ、今後の創作活動に向けた姿勢を強調しました。
東京ボトルジョージシアターでの上映
『ボトルジョージ』は、特設劇場の「東京ボトルジョージシアター」で毎日上映中です。限定15名での上映となっており、作品を見る貴重な機会です。また、劇場内では撮影に使われたセットの小物を販売するコーナーも設置しています。このユニークなアイテムを通じて、作品の世界観をより深く体験することができます。
上映情報
- - 場所: 東京ボトルジョージシアター (五反田)
- - 開場時間: 18時20分
- - 上映開始: 18時40分 (本編は13分間)
詳細な上映情報やチケット購入は、
こちらのリンクから確認できます。
『ボトルジョージ』の制作スタッフ
この短編映画の監督は、アカデミーに相当するアニー賞を受賞した実力派、トンコハウスの堤大介氏。脚本は堤氏と自身で共同制作で行い、プロデューサーはストップモーションアニメのプロフェッショナルとして知られる松本紀子氏が務めました。彼らの手によって、家族や依存症をテーマにした感動の物語が紡がれています。
あらすじ
物語は、ヘンテコな生き物ジョージが小さな少女と猫に出会うところから始まります。瓶の中に閉じ込められたジョージは、依存症と家族の絆を描いた心を打つ13分間のアニメーション作品です。
この魅力溢れる作品をぜひ、お見逃しなく!今後も『ボトルジョージ』のニュースやイベント情報に注目してください。