新経営体制の発足
2025年5月21日、株式会社マックハウスは第35回定時株主総会を開催し、取締役7名及び監査役1名を選任することで新たな経営体制を正式にスタートしました。この新体制は、児玉和宏代表取締役会長と石野孝司社長のツートップ体制により、さらなる企業成長を目指すものです。
新体制の顔ぶれと役割
1. 児玉和宏(代表取締役会長)
元ジーエフホールディングスの会長であり、豊かなサプライチェーン管理経験を背景に、マックハウスにおけるEC強化や資本政策の推進を期待されています。グループ企業との連携を強化し、企業全体の議論を進めていく予定です。
2. 石野孝司(代表取締役社長)
営業部門の専門家として知られる石野氏は、組織改革や業績回復に尽力してきた実績を持ちます。今後は経営改革プログラムを実行し、迅速な執行を図ると共に収益性の改善に取り組みます。
3. 小林大介(取締役 管理統括本部長)
彼は財務的な健康を確立するため、コーポレートガバナンスの強化に集中し、さらにAIやデジタル技術を駆使して業務効率化を進めていく意向を示しています。
4. 内野伸彦(取締役 営業統括本部長)
商品開発のエキスパートとして知られる内野氏は、在庫管理の向上とともに収益力のアップに努めます。
5. 立花隆央(取締役)
ストライプインターナショナルでの経験を元に、マックハウスのライフスタイル事業への展開を進める役割を担います。
6. 松本久美(社外取締役)
国際弁護士であり、ESG(環境・社会・ガバナンス)監視を提供し、企業のリスクマネジメントを強化することが期待されます。
7. 辻原咲紀(社外取締役)
ブランド価値の向上に貢献し、顧客体験やステークホルダーとのコミュニケーションを改善する提言を行う予定です。
未来への道筋
新経営陣の方針には、AIやデジタルツールを利用した業務の効率化や在庫管理の改善が重要視されています。これにより、持続可能な収益基盤を確立する意図が見えます。また、衣服を基軸にしながら住・食・健康分野への事業展開を目指し、ライフスタイルブランドとしての地位を確立しようとしています。
さらに、新たなイノベーションを追求するためにCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)の設立も計画中です。この取り組みにより、ファッション業界での革新が促進され、アパレルとテクノロジーの融合が進むことが期待されています。
現在、これらの方針は検討中であり、今後の取締役会で詳細が議論される見込みです。視点を変えた発想や新しいビジネスモデルの導入によって、株式会社マックハウスは新たな市場ニーズに応え、持続的な成長を続けていくことでしょう。
会社概要
- - 社名:株式会社マックハウス(東証スタンダード 証券コード:7603)
- - 代表者:石野孝司
- - 所在地:東京都杉並区梅里1-7-7SKTビル 6F
- - 設立:1990年6月1日
- - 資本金:100,000,000円(2025年2月末日現在)
- - 従業員:260名(2025年2月末日現在)
- - 店舗数:250店舗(2025年2月末日現在)
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